NATO軍・国際空港・通信系大手クライアントなど
増加の一途をたどるゲリラ豪雨などの異常気象や自然災害。これまでの避雷針が雷を「捕まえて落とす」仕組みであったのに対して、この「dinnteco-100plus(ディンテコ100プラス)」は、落雷現象を「発生させない」性能を持った、まったく新しい避雷針です。
これにより、従来型避雷針で大きな課題となっていた、直撃雷による「雷サージ(=雷を避雷針に落とすことで生じる巨大な電流がもたらす、電気・電子的な被害)」を解決しました。
今や年間1兆円以上と言われる雷被害に対する、先進のソリューションです。
発電所や危険物貯蔵施設などの火災や爆発の危険のある環境や、落雷の危険性が高い区域にある構造物、冬季雷にも対応したモデルです。
最大100mの広い保護範囲を実現し、NATO軍施設をはじめ、世界各国で導入されています。(特許第6342869号)
Dinnteco-100plusは、接地面からプラス電荷を、製品周囲の大気中からマイナス電荷を収集し、製品内において中和し続けるはたらきをしています。このはたらきを繰り返すことで、周囲の電界に影響を与え、接地面からのプラス電荷は上昇せず製品に集められるため、雷雲のマイナス電荷との結びつき(落雷現象)が抑えられます。
実証実験 1 スペイン・マゼラ通信塔(実証実験期間:1年7ヶ月間)
スペイン・ABERTIS TELECOM社所有のマゼラ通信塔に設置。従来は電気・電子部品の損傷を伴う落雷が多発していましたが、dinnteco-100plus設置後は、周辺3km圏内で374回の落雷が発生する中、保護範囲(半径100m)内への落雷は0件という結果となりました。
実証実験 2 スペイン・バスク地方ビスカヤ気象レーダー(実証実験期間:4年8ヶ月間)
スペイン気象庁の気象レーダーに設置。バスク地方は雷の発生率が高い地域として知られています。dinnteco-100plus設置直前にはレーダーへの直撃雷があり、実証実験期間中も2km圏内で96回の落雷がありましたが、保護範囲内への落雷は、冬季雷含め0件となりました。
世界37カ国に広がるdinntecoディストリビューターネットワーク
スペイン/フランス/オランダ/デンマーク/イタリア/ドイツ/スロベニア/リトアニア/ロシア/イギリス/アンドラ/モロッコ/赤道ギニア/ギニア/オーストラリア/インドネシア/フィリピン/マレーシア/台湾/日本/アメリカ/メキシコ/コスタリカ/キューバ/コロンビア/パナマ/ベネズエラ/グアテマラ/ペルー/ボリビア/パラグアイ/ウルグアイ/アルゼンチン/ブラジル/チリ/エクアドル/ドミニカ
※ 導入実績は2023年現在 | 最新事例は資料ご請求 もしくは dinntecoJapan ホームページをご覧ください。
※ 導入事例には、2003年以降発売の同コンセプトの旧型製品も含みます。